わきがは今までの生活習慣を見直すことである程度の自然治癒が可能と言われていますが、実際に自然治癒した人はいるのでしょうか?遺伝性の体質であるためわきがは治らないと思っている方も多くいるようです。しかし、わきがの特徴と悪化してしまう理由について知るなら、わきがを改善することができるでしょう。

わきがは自然治癒するのか

わきがは他の人も気付いてしまうレベルにまでなると、人の目がとても気になり人とのコミュニケーションにも影響します。治せるものなら自分で治したいものですが、体質や遺伝も関係すると聞くと自然治癒は難しいというイメージがあるでしょう。

わきがの臭いですが、アポクリン線という汗腺から出される分泌物が関係していて、このアポクリン線の量が多い方はわきがになりやすいと言われています。アポクリン線の量は変えることができませんが、わきがの原因となるアポクリン線からの分泌物の内容はある程度変えることができます。

わきがの場合、アポクリン線からの汗にはタンパク質や脂質、アンモニアなどが多く含まれるので臭いの原因となってしまいます。また、わきがの臭いの原因はアポクリン線からの汗だけでなく、皮脂腺からの分泌物やエクリン線からの汗が混ざり合い細菌が繁殖することが関係しています。

しかし、生活習慣を見直すことである程度はわきがの原因をコントロールし、臭いを最小限に抑えることができるでしょう。

わきがの原因を作る食生活

わきがでなくても、体臭がきつい人や汗が臭いやすい人はいます。その原因として考えられる理由の一つは、普段の食事の脂肪分が多いことかもしれません。脂肪分の多いもの、例えば揚げ物や肉、バターやチーズ、牛乳などの乳製品である動物性タンパク質を多く摂取すると、わきがの臭いの元となるアポクリン線を活発にすると言われています。

また、食品添加物である飽和脂肪酸はスナック菓子やコンビニ弁当などのインスタント食品に含まれていますが、やはりアポクリン線から脂肪分が多く出され臭いの元になります。インスタント食品をなるべく避け、動物性タンパク質を抑えた食事を取るようにするなら、わきがの臭いの元を抑えることができるでしょう。発汗を促す強い香辛料や刺激物を避けることも効果があります。

野菜や魚を中心にした低脂肪の食事をするなら、体内の脂分を減らし汗に含まれる脂肪量も減ることでしょう。緑黄色野菜や海草類は、アポクリン線が活発化するのを抑える効果があるので、わきが改善のため、食生活に積極的に摂りいれていきましょう。

アルコールとたばこもわきがの原因になる?

わきがを悪化させてしまう原因として、アルコールやたばこも挙げられます。適度な飲酒はストレス解消にもなるのでわきがの原因にはなりませんが、アルコールの摂り過ぎは汗が臭う原因となります。アルコール自体にも強い臭いがありますが、アルコールが体内に入るとアポクリン線が活発になり発汗が促され、臭いのきつい汗がアポクリン線から分泌されます。消化されなかったアルコールが汗になり分泌されるので、臭いのきつい汗が出てしまうのです。

また、たばこに含まれるニコチンもアポクリン線を刺激し、汗をたくさんかきやすくなります。ニコチンは体温調節機能も低下させるので暑くなくても汗をかきやすくなりますし、新陳代謝も低下するので体内に老廃物が溜まり臭いのきつい汗が出るようになります。

汗の臭いがきついだけでなく、わきが独特のベタベタとした汗をかくようになるでしょう。過度のアルコールの摂取やたばこは、わきがの他にも体臭や口臭がきつくなる原因になるので避けることが必要です。

生活習慣を見直してわきがを自然治癒しよう

ストレスは万病の元になりますが、わきがも例外ではありません。ストレスを感じるとアポクリン線からの発汗が活発になるため、わきがでなくても臭いのする汗が出やすくなります。運動をした時にかく汗は、エクリン線という汗腺から分泌され臭いがないのが特徴になりますが、アポクリン線が活発になるとわきが臭が発生してしまいます。ストレスを軽減する方法を見つけて、ストレスを溜めないようにしましょう。

また、運動不足は体内に脂肪が溜まり血流も悪くなるため、代謝が下がり老廃物が溜まりやすくなります。汗の性質もアルカリ性になるため、皮膚の常在菌が増殖され臭いが発生しやすくなるのです。適度な運動をするならストレス解消にも効果がありますし、新陳代謝をアップさせることができるのでわきがの臭いも治まってくるでしょう。

入浴で汗をたくさんかくことも新陳代謝が促されますし、アンモニアや乳酸などの毒素が排出されるデトックス効果があるため、わきが対策に効果があるでしょう。生活習慣を改善したり、食生活を見直すことでわきがが自然治癒したという方は多いでしょう。適度な運動を取り入れ、ストレスを軽減することなどもわきが改善に効果が期待できます。